フットケアって何?フットケアとは、foot(足)ケア(養生)で、足の手入れのことをいいます。足は靴、靴下の中でむれやすく、また地面を歩きますので汚れやすく傷つきやすいところです。傷があればすぐ手当てをし、常に足を大切にすることを心がけてください。糖尿病では、傷の治りが悪く、ばい菌の繁殖を防ぐ力が弱くなり、それに加え、動脈硬化が進み、血行が悪いため、体の末端まで酸素や栄養も十分に行きません。また、糖尿病による神経障害では、足の先端に著しく痛みを感じませんので傷ついたことに気づきません。
以上のことから、小さな傷でも、気づいた時にはとても悪くなっていたということが多いのです。以下の自覚症状があれば、要注意です。(抹消神経に障害が起きはじめています)安静時や睡眠中によく足がつる。足に虫がはっているような感じがする。足がしびれたり痛んだりする。手足や足先がやたらにほてったり、冷たく感じることがある。などです。
糖尿病の合併症のひとつ「足の病変」は毎日の観察で予防できますので、以下のチェックを行いましょう。足の間、足の裏をよく見る。目が悪い方は、家族の方に見てもらう。足の変形はないか? 足の皮膚の色は変わっていないか?爪の変形はないか? 爪の色は悪くないか?水虫はないか?炎症はないか?潰瘍はないか?傷やケガをしていないか?(神経障害が進むと痛みを感じなくなります)タコやウオノメはないか?皮膚の乾燥がひどくないか?などです。常々気をつけていれば、ひどくなる前に対処できるはずです。
足を、ぬるま湯や、皮膚に刺激の少ない石鹸でよく洗いましょう。洗った後は、指の間もよく乾かしてください。入浴前に手で温度を確かめてください。(足は神経障害があると熱さを感じにくいです。やけどに気をつけましょう。)コタツ、アンカ等は低温でも直接肌に当たっていると、低音やけどを起こします。靴下は毎日清潔な木綿を勧めます。ゴムで足首を強く圧迫するものやナイロン混のものは避けましょう。深爪は避けなければいけませんが、同時に伸びたつめもいけません。こまめに手入れをしましょう。