運動中や、運動後、または夜寝ているとき、突然足がつった経験は誰にでもあることです。水泳中に足がつって、怖い思いをした方も結構いらっしゃるでしょう。「こむら」とは、ふくらはぎのことをいい、ふくらはぎがつる(けいれんする)ことを、一般に「こむらがえり」と呼んでいます。足がつる原因は、いろいろ考えられます。激しい運動での筋肉の極度の疲労、水分不足が原因になる場合もあります。
栄養のバランスが悪いことによるカルシウム・マグネシウム不足や、疲労、冷えからくる血行障害なども原因と一般には考えられています。ですが、静脈瘤や肝臓の病気、糖尿病などが隠れている場合もありますので、あまり頻繁におきるようでしたら病院で検査が必要です。予防するには、運動される時には運動前の入念なストレッチと多めの水分補給です。また、夜に足がつる場合は、就寝前の入浴時、長い目に湯船につかり血液循環をよくすることも効果的です。
足がつりそうな予感がするときには、あらかじめ座布団や枕で足の位置を少し高くして就寝したり、ゆっくりとふくらはぎのストレッチなども良いでしょう。ただしストレッチは、反動をつけずじんわりと筋肉を伸ばすことを意識することです。さらにマグネシウム・カルシウム不足が思い当たる場合は、マグネシウムを多く含んだほうれん草やバナナ、ゴマ、アーモンド、香辛料、カルシウムを多く含む牛乳、小魚、チーズなどを積極的に摂取しましょう。
1日の目安は、成人でカルシウム600mg、マグネシウム260~320mgです。妊婦の方やお酒好まれる方、肉体労働で疲れている方は、特にマグネシウムの不足に気をつけましょう。定期的に足をもむことは、血行がよくなり、予防に効果がありますので、ふだんから意識して足をもんだり、もまれる習慣をつけることも良いでしょう。特に効果があるのは、ふくらはぎですので、ご自分の手が冷たい場合は、お湯などであたためてから行うことをおすすめします。