足裏のリフレクソロジーは、むくみに対してあまり効果はありません。足のむくみ解消を考えた時、いちばん重要な部位は「ふくらはぎ」なのです。その理由は、人のからだの大半は水分できており、体内を循環しています。また、血液は心臓から末端の神経細胞へと流れ、また心臓に戻って来ています。これらをからだの循環系と呼んでいます。
しかし、水分や血液はどうしても下へ下へ足の方へ溜まっていきます。これに対抗して足の方から上へ上へと押し上げる「足のポンプの働き」があり、これがいわゆる「足は第二の心臓」と言われるゆえんなのです。そして、それをいちばん果たしているのが、「ふくらはぎ」なのです。夕方になると、足首やふくらはぎがパンパンに張ってくる女性が多いとよく言われます。これは足のポンプ作用が充分に働かず、血液と水分の流れが悪くなって、足の方に余分に溜まってしまい、この状態を「下肢のむくみ」といいます。
足のポンプ作用とは、「足の筋肉の伸び縮みによる押し上げ作用」で、筋肉が血管やリンパ管を軽く押すことで、血液や水分が上の方へ戻ります。これを「ミルキングアクション」と呼びます。ミルキングアクションは、その人の「筋肉の柔軟性」によって強い・弱いが決まります。むくみは仕事で立ちっ放しの方、座ったままの方に起きやすく、一時期問題視された飛行機に長く乗っているとむくむ(エコノミー症候群)と同じです。
その上、女性はハイヒールやミュール、サンダルなどを履くために、足を疲れさせています。すると、足の筋肉が硬くなり、足のポンプ作用が弱まり、むくみが発生しやすい「体質」となってくるわけで、ずっとむくみに悩まされることになるのです。そしてむくみは足ヤセの大敵であり、長くむくんだままでいると、足の脂肪が育ち、足やせしにくい状態になるのです。さらに、足の表面にセルライトも発生させてしまいます。