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フットケア・・・ドイツ

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フットケア・・・ドイツ

「フットケア」という言葉が,日本の医療分野での使用が始まったのは、ごく最近であ...

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フットケア」という言葉が,日本の医療分野での使用が始まったのは、ごく最近である。日本では「足の病変」が、血管外科・整形外科・内科・皮膚科の狭間にあり、予防や治療が不十分であったために,不幸にも切断にいたることがまれではない。海外では常に靴を履くという、日本とは生活習慣の違いもあり,「足の病変」に対して専門的に考えられている。現代では、日本でもフットケアをチーム医療として取り入れ、患者のQOLを向上させ,医療の効率化を目標とする日本フットケア学会が設立されている。


日本フットケア学会は、海外の先進的なフットケアの実情調査のために、ドイツ研修ツアーが開催された。一行は医師・看護師・靴インソール作製業者などの実際に足を診ているもので結成され、研修と実技、カッセルでの「足メッセ」という学会に招待参加をした。ドイツにおいても,足病変に関して最もケアが必要なのは糖尿病患者であった。足に神経病変が生じている患者は痛みを感じることができないために、症状の悪化を防ぎにくい等の、教育と予防の大切さを説いていた。


爪の切り方も実際に研修を行い、見ただけではなく実際に行ってみなければ上達しないことに、手術に通じるものがあると感じました。糖尿病と抗凝固剤を内服している人のカルテは赤色で、リスクマネジメントでの区別も見られた。ドイツでフットケアを行う職種は、コスメティックフースフレーゲ(爪を切ったりマニキュアを塗る)、フースフレーゲ(一般的な足の手入れ)、ポトローゲン(治療行為をしてよい)の三つに分かれている。法律に基づき、糖尿病患者のフットケアは医師の処方箋に従って,ポトローゲンのみが行えるそうである。


足の手入れとしてのフースフレーゲは,一般に広く浸透しており、日本でいえば美容院の感覚に近いだろうか。ドイツのフットケアの現状を知ることができて,今後微力ながらも日本の医療施設でのフットケアの地位向上に生かしていきたいと考えている。